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2026/02/08 17:06
バックカントリーの常識を変えたCAST:真のハイブリッドビンディング誕生の裏側 <前編>
誕生はガレージから:DIYからFreetour 2.0へ
最初のCASTは、バーモントの田舎のガレージで手作りされたものでした。
見た目は粗削りでも、その思想は革命的。
そこから改良を重ね、拠点をティトンパスへ移し、現在のFreetour 2.0 システムへと進化しました。
今では多くのツアービンディングが「ハイブリッド」と名乗りますが、危険なラインの上に立つ時、名前だけのハイブリッドでは不十分です。
どこに妥協があるかをしっかり理解することが大切ではないでしょうか。

ハイブリッド3タイプと、CASTが唯一無二な理由
1. 軽さ優先のライト系ハイブリッド
例:マーカー・キングピン、フリッチ・テクトン
・トウはピン、ヒールはアルパイン風
・しかし滑降は弾性不足で不安定
→ ハイク重視の方向け
2. 変形式の統合型ハイブリッド
例:サロモン・シフト、マーカー・デューク PT
・トウがピンとアルパインに変形
・滑降はISO準拠
・ただし構造が複雑で、雪詰まり・故障リスク
→ オールラウンド、ただし攻めた滑りには向かない
3. CAST Freetour 2.0:妥協ゼロのモジュラー型
・登りは軽量テックトウ
・滑降は LOOK Pivot に交換(世界最高峰のアルパインビンディング)
・弾性・耐久性・安全性、全てトップクラス
唯一のデメリット
→ アルペントウをザックに入れて登る必要がある
滑降と安全性の両立を重視するスキーヤーにとって、CASTは唯一の選択肢です。


トップアスリートではない一般スキーヤーにもCASTは必要?
答えはYES。
競技者でなくても、安全で、信頼できるビンディングは滑りに集中するための土台です。
山では「性能」と「安全」は切り離せるものではありません。
どちらも揃ってはじめて、自分が思い描いたラインを滑りきることができます。
CASTは、この思想のもと生まれ、理想をもとめてアップデートし続けています。



