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バム商ブログ

2026/02/08 17:02


妥協しない滑りのために。CASTが生まれた理由


ビッグマウンテンスキーの世界では、妥協が命取りになることがあります。

滑り出す瞬間に本当に大事なのは、軽さではありません。

大切なのは性能と安全性です。


現在「ハイブリッドビンディング」という言葉は広く使われていますが、このカテゴリーは会議室のブレインストーミングではなく、Freeride World Tour(FWT)という極限の現場で生まれました。

CASTの創業者ラースとサイラスのチカリング・エアーズ兄弟(どちらもFWTで優勝経験あり) が、自分たちの命と滑りを守るために生み出したのが CASTビンディングなのです。


今回は、CASTが生まれた背景と、ハードな斜面を滑る上でなぜ性能と安全性が欠かせないのか、前編と後編に分けて、まとめていきます。



誤解放(プレリリース)という悪夢


ハイブリッドビンディングが登場する前、バックカントリースキーヤーの選択肢は大きく3つしかありませんでした。


1. テック(ピン)ビンディング

・登りは圧倒的に軽くて快適

・しかし下りは不安定

・スキーロックすれば膝や雪崩リスク増大、ロック解除すれば誤解放の恐怖


2. フレームビンディング

・下りは安定

・重くて扱いづらい

・スキーのフレックスを大きく損なう

・ワイドスキーでは破損リスクも


3. テレマーク

・リスペクトできてもアルパインスキーでは選択肢に入りづらい


ラースとサイラスにとって、どれも妥協的で、あるべき理想とはほど遠いものでした。


世界で戦うために必要なのは

・アルパイントウの大きな弾性

・テックトウの軽さとハイクアップ性能

この両立でした。


CASTが求めたのは「弾性」という性能


CASTが生まれた根本の理由は、バックカントリーに弾性を持ち込むためでした。


● 弾性とは?


硬い雪の塊に当たったり、ランディングで衝撃を受けた瞬間に、ビンディングがその力を吸収し、すぐにセンターへ戻る力です。

これがあるからビンディングは簡単に外れず、安定して滑れます。


● テックビンディングの弱点

・横方向の弾性がほぼゼロ

・一瞬でもバネ圧を超える衝撃が入れば即リリース


● CASTという解決策


下りでは LOOK Pivot 15/18 を使うことで

・大きな横方向の可動域

・衝撃吸収性能

・誤解放(プレリリース)の不安からの解放


これらを実現しました。


安全性の要:ISO規格の信頼できるリリース


スキーにおける「安全」とは、予測できる動作を意味します。

CASTはここでも一般的なテックビンディングとは一線を画しています。




「道具が信頼できなければ、本来の滑りはできない」

─ チカリング・エアーズ兄弟


従来のツアービンディングにある信頼の穴を埋めるために、CASTは作られました。


バックカントリーの常識を変えたCAST  <後編>





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