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バム商ブログ
2022/10/15 16:17
20221007 八方リーゼンクワットリフト支索交換工事 DAY 5
今回の工事には、八方尾根スキー場の索道チームがお手伝いに来てくれました🙌
索道はスキー場の舞台裏。
ぼくたちスキーヤーから見えなくとも、リフトやゴンドラ、ロープウェイがあるところには、索道の人間がいる。
索道はスキー場の屋台骨。
機械は人が手をかけなければ、正しく動かない。安全にリフトが運行して、スキー場は営業できる。
ぼくは索道の現場こそ、スキー場の花形だと思う。
人気はない。注目もされない。
けれど、油と泥に汚れたサクドーガイズには華がある。
サカイさん、ハンさん、フジタさん、お世話になりました。
バム商のホームマウンテンでご一緒に仕事できて、うれしかったです😊
リーゼンクワット支索交換工事を記念して、スキーバムダイアリー2022年1月後半を以下掲載しました。
シーズンインまで2ヵ月。
圧雪コースはあまり滑らないぼくはリーゼンクワットにあまり乗らない。
この冬は雪が降っても降らなくても、たくさん乗りそうです。
2022年1月19日 DAY 52
軽い雪と青い空の水曜です。
今朝も真っ先に「おむすび フリーライディングエリア」に向かいました。
うねる地形をたおやかに覆うやわらかい雪。
息を吹けば、舞い上がりそうです。
どんな板でも楽に滑り降りられるでしょう。
ぼくの足元にはカイ・シェイプスのヌミノース。
長さ189cm/センター幅123mmのパウダースキーです。
この板なら時空を歪められます。
この日記ではバム商の商品の宣伝はしません。
以前、DAY 36で理由を述べたように、原理的に宣伝文は書けないからです。
ところが、今朝のインスピレーションの源はこのヌミノースでした。
ぼくが体験したのは、伸び縮みする時間です。
神秘的で宗教的な感覚です。
ある人はそれをヌミノース体験と呼びます。
もちろん、ぼくのヌミノース体験は想像力の産物です。
それでも、想像をたくましくかきたてる力を持ったスキーなんてそうそうありません。
2022年1月20日 DAY 53
しんしんと雪積もる木曜です。
今朝もおむすびへ。
新雪に飛び込むと、舞い上がる雪で目の前が覆われました。
ようこそホワイトルームへ。
一瞬でも視界が遮られると、普通は恐怖です。
今日のような視界の悪い日ではなおさらです。
不思議なことに、スキーでは恐怖を感じません。
むしろ平穏です。
そう感じる人は少なくないと思います。
なぜだろう?
いろんな人がいろいろ考えました。
天と地が溶け合うから。
時間の流れが止まるから。
動的な平衡を失うから。
あの世に踏み入れるから。
どれも戯れ言です。
みんな考えずにいられません。
ホワイトルームの囚人だからです。
外界と切り離された牢獄は心休まる場所です。
ぼくはバム商をはじめたおかげで、脱獄まで道半ばです😊
2022年1月21日 DAY 54
引きつづき新雪の金曜です。
搬器に手が届くところまで積もりました。
大雪だけではありません。
リフトが動かないことも一因です。
故障ではありません。
黒菱第3ペアのワイヤーロープは2019年秋に交換したばかりです。
およそ20年ぶりの更新でした。
俺たちHJサクドーガイズの一員として、ぼくも現場にいました。
20年後もこのリフトが動いているところを想像すると、きつい仕事も楽しかったものです。
それが2年で、冬期は廃リフト同然です。
黒菱第3ペアは八方尾根スキー場のアイコンでした。
その役目を終えたのは老朽化だけが理由ではありません。
ぼくはファットスキーが遠因とも考えます。
どういうことか?
ぼくの仮説を聞きたい方はバム商へ。
来季モデルの情報はここにはありませんよ🤞
スキーバムダイアリー2019 1031 黒菱の思索バム商
2022年1月27日 DAY 56