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バム商ブログ

2026/09/09 11:55

登高性能とユーザーエクスペリエンス

AlpenFlow Designの設計思想は、単に性能の高いビンディングをつくることではありません。
目指しているのは、直感的な操作性と考え抜かれた設計によって、スキーという体験そのものをより良くすること。

ビンディングは、ただブーツとスキーをつなぐための機械的なパーツではなく、スキーヤーの動きの延長として自然に機能するものであるべきだと考えています。

登るときも、滑るときも。
スキーヤーがより自由に、思い通りに、そして自信を持って行動できること。
それがAlpenFlow Designの目指すビンディングです。

すべての中心にある「使いやすさ」。
AlpenFlow Designが特に重視しているのが、ユーザーエクスペリエンス(実際のフィールドでの使いやすさ)です。
バックカントリーでは、登りから滑りへの切り替えをはじめ、一つひとつの操作が重要になります。

そこでALPENFLOW 89では、グローブを着けたままでも、厳しいコンディションの中でも、登高モードから滑走モードへスムーズに切り替えられることを重視しています。
これは単なる付加機能ではなく、設計の中心となる重要なポイントです。

モード切り替えからヒールライザーの調整まで、あらゆる操作をシンプルかつ直感的に。
ビンディングの操作に気を取られるのではなく、山を登り、滑ることそのものに集中できる。
そんな道具であることを目指しています。

フィールドで信頼できること。
使いやすさと同時に欠かせないのが、信頼性に裏付けられたパフォーマンスです。
バックカントリーでは、雪質も斜面も常に変化します。
さまざまなコンディションで安定性とコントロール性を発揮できるよう、耐久性とレスポンスを重視して設計されています。

山がどんな状況を見せても、スキーヤーが道具を信頼して行動できること。
それもAlpenFlow Designが大切にしている性能のひとつです。

シンプルであることには、理由がある。
もうひとつの重要な設計思想が、「目的のあるシンプルさ」です。

必要以上に複雑な構造や機能を増やすのではなく、本当に必要なものを見極め、シンプルに設計する。
それによって、実際のフィールドで高い機能性を発揮しながら、直感的で扱いやすいビンディングを実現しています。

構成部品が少なければ、故障につながる可能性や操作時の迷いも減らすことができます。
複雑さを増やすのではなく、滑走性能と使いやすさを高めるためのディテールにこそ力を注ぐ。
それがAlpenFlow Designの設計哲学です。


スムーズなモード切り替え

ALPENFLOW 89が重視しているのは、登る性能、滑る性能だけではありません。
その間にある「切り替え(トランジション)」まで、スムーズで直感的にすること。

登って、滑って、また登る。
バックカントリーで繰り返される一連の動作を、できるだけシンプルに行えるよう設計されています。




トゥブレーキとステップイン

ALPENFLOW 89へのステップインはシンプルです。
ブーツのヒールをヒールピースに合わせ、そのままブーツを前方へ倒すように動かします。
独自の「トゥブレーキレバー」がブーツを正しい位置へガイドするため、毎回安定したステップインが可能です。

ステップインするとトゥブレーキは収納され、スキー側へ引き寄せられるように収まります。
そのため、滑走中はもちろん、ツーリング中も邪魔にならず、登高中にブレーキが不意に下がってしまうこともありません。




シームレスなモード切り替え

ALPENFLOW 89が目指したのは、まさに名前の通りの「フロウ=流れるようにつなぐ」

スキーを脱ぐことなく、ストックだけでツーリングモードから滑走モードへ、そして再びツーリングモードへ、わずか数秒で切り替えることができます。

特に、登りと下りが繰り返される起伏のある地形や、深いパウダーの中でのモード切り替えでは大きなメリットになります。

滑走モードに切り替えるときは、まずビンディングにステップインし、ストックでヒールピースを操作するだけ。
ツーリングモードへ戻すときは、トゥレバーを引き上げ、ストックでヒールピースを押し下げます。

スキーを外すことなく、必要な操作を素早く完了できる。
これがALPENFLOW 89の「フロウ・トランジション」です。



ヒールライザー

ヒールライザーの操作も、モード切り替えと同じシンプルな仕組みを利用しています。

まずブーツを前方へ傾け、ヒールピースを操作すると、ヒールピースに組み込まれた1段目のライザーを使用できます。
さらに斜度が急になった場合は、ヒールピースから2段目のライザーを倒して使用します。
斜面の変化に合わせて、わずか数秒で高さを変更。

登り返しや斜度の変化にも、素早く、直感的に対応できる。
滑るためだけではなく、登りから滑り、そして次の登りまで。

ALPENFLOW 89は、バックカントリーでの一連の動きを途切れさせることのない「フロウ」な状態を目指して設計されています。




スキーバム商会
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