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2020/09/11 19:27
「僕の新しいスキーカンパニーでは、スキーをつくる人の手だけでなく、顔も見えます」
2013年の秋、新しいスキーカンパニーJ skisはLine skis創業者ジェイソン・レビンソールによってわずか数ヶ月で立ち上がりました。異例のスピードです。
その秘密は、当時スタートアップ準備中のジェイソンへのインタビューの中で明かされています。
今回の連載記事では、そのインタビュー記事を再構成して、異例づくめのJ skisの先進性を、現在から振りかえる形でご紹介します。
7年後の今も新しいスキーカンパニーなのか。それとも、7年後の今もスキー業界は古いのか。
The founder of Line Skis leaves to launch new company, J skis
by Ryan Dunfee
2013年10月16日発行
Line skisは史上最も進歩的なスキーカンパニーの一つです。創業者のジェイソン・レビンソールは18年に渡ってその舵取りをした後、この秋、再出発を決めました。Line skisのトップの座を離れ、元インターンのジョシュ・マルチクに主導権を譲り、全てのスタート地点つまりスキーを小さなスケールで創造的に作る環境に戻ることにしたのです。
ただし、今回は両親のガレージではなく自宅のキッチンです。
ジェイソンがガレージで自家製のスキープレスをいじり始めたのは1995年のことでした。以来、スキーづくりの環境は一変しました。
2013年秋、ジェイソンが新しいスキーカンパニーを立ち上げるために必要なのはキッチンテーブルとノートパソコンだけです。スキーの製作はアウトソーシングします。スキーデザインは元Lineのエンジニアのフランシス・シルヴァン、グラフィックはフリーの才能あるアーティスト、生産はケベック州の工場です。
消費者に直接販売し、最初の20本の限定生産に集中することで、開発期間を2年から数ヶ月に短縮する計画をジェイソンは立てています。
また、スキーづくりの創造的なプロセスを可能な限りオープンにし、消費者とメーカーを隔てる壁を取り払いたいと考えています。
20年近く前、ニッチなスキーブランドがスキー業界に参入して競争するための道をジェイソンは切り開きました。2005年のK2によるLine買収後、10年近くの歳月をかけて、全く新しいビジネスモデルを考え出しました。スキー業界を大きく変えるかもしれません。全ては明日、Jskis.comで正式にJ skisを立ち上げることから始まります。
以下、ジェイソンの独占インタビューを掲載します。
僕らはみんな、夢のようなスキーづくりのイメージを持っています。全自動で動くハイテク機械を秘密のプログラムで走らせてブラックボックスからピカピカのスキーが出てくる。
現実は、人による地味な作業をいくつも経てスキーはつくられます。今も人の手に頼るところが大きい分野です。
僕の新しいスキーカンパニーでは、スキーをつくる人の手だけでなく、顔も見えます。コア材をカットしたり、レイヤリングするのは僕らと同じスキーヤーです。(2013年10月)
僕の新しいスキーカンパニーでは、スキーをつくる人の手だけでなく、顔も見えます。
2018年9月
Photos by Japanese 🇯🇵
「第1回 俺たちのジェイ名言集 From The Future」終わり