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バム商ブログ

2019/11/22 21:22

アーちゃんとは、SHOW君の紹介で運命的に白馬駅前で出会った。
すぐに彼女は理解してくれた。道化師を演じる僕をまるごと。



その頃の僕は出稼ぎバム商の日々にわだかまりを感じていた。
出稼ぎで生活の糧を得るみじめな毎日。夢がしぼんでいく。
アーちゃんだけが、僕を応援してくれた。アーちゃんもスキーバムだから。




そんな彼女が突然消えた。 

出稼ぎバム商から帰ったばかりの僕は、出稼ぎつづきでアーちゃんと過ごす時間をつくれなかったせいだと思った。


白馬から遠く離れて、自分を見つめ直した今、間違いだと気づいた。アーちゃんは自立した大人のスキーバム。失踪の原因は別にある。

再起バム商に向けて、過去を振り返る今、原点に戻ってみた。バム商をはじめるときに高くかかげた理想に。



すっかり地に落ちた理想。まったくバム商で稼げない悔しさ。どっぷり失意の出稼ぎバム商。
すべてをスキーバムのせいにした。

支索交換のスキルが身についても素直に喜べない。
スキーバムショップひとつで飯が食えないバム商の現実。SHAME
スキーバムショップひとつ飯を食わせられない日本スキーバム経済の現状。SHAME

再起バム商では、スキーバムではなくハイソサエティを相手にしたいと考えた。
スキーバムのアーちゃんの気持ちは考えなかった。




落ちたのは理想ではなく信頼。
僕が堕ちて、恋に落ちた相手のアーちゃんが消えた。

原点に戻れば、僕はアーちゃんに再び会えるだろうか。







スキーバム商会
長野県北安曇郡白馬村北城1324-1
TEL: カスタマーサービス 080-2136-5643(稲葉)
E-mail:nao@skibum.jp

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