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バム商ブログ
2019/07/13 18:04
映画『ロッキー・ホラー・ショー』(1975年)の上映会に行ってきた。
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ポートランドでは毎週土曜の深夜、サウスイーストのクリント・ストリート・シアターでこのカルト映画の上映会がある。それも1978年から40年以上、毎週ずっと開催されている。
ただの上映会でなく、観客参加型の”タイムワープ”パーティ。登場人物のコスプレファンが物語のシーンを同時進行に演じる。お決まりの場面で米やパン、トイレットペーパーを投げる。合いの手のヤジを飛ばす。
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僕も飲んで踊って騒いだ。自転車を盗まれた憂さ晴らしに。
ラストの観客総立ちで拍手するシーンでは、スクリーンの外の観客も同じく拍手に興じる。映画のメッセージ「Don't dream it, Be it / 夢見るだけではダメ 夢になれ」が逆説的につきささる。
自転車を盗まれて、ポートランドでやりたいこと夢半ばで白馬に帰るのか。それとも逆境を絶好のチャンスとするのか。夢になるには、自転車がなくてもいい。
真夜中2時に劇場を出る頃にはすっかり酔いがさめていた。