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バム商ブログ
2019/07/02 04:12
TREWの新しいフロントストアに行ってきた。

今年の春に移転した場所はサウスイースト・モリソン橋近くのセントラル・イーストの倉庫街。買い物に便利なダウンタウンの対岸になるが、周りにはネクスト・アドベンチャーやエヴォ・ギア、リバーシティ・バイシクルズなどローカルのスキーバム御用達ショップが並ぶ。

TREWthビブ。ローカルのアーティストの手で壁一面に描かれたTREWのアイコン。
TREWは2008年、三人のスキーバムが立ち上げた。当時は珍しかったポップなカラーパターンやフリーライドなカッティングで、エスタブリッシュな山屋御用達メーカーに親指を立てた。以来10年間、PNWのスキーバムに支持されている。


マーケティング/セールス担当のネイトさん。今季は北海道へ滑りにいったスキーバム。
仲間とノーズパトロールというスキーバム専用の芳香剤をつくっている。

TRUCEのデイバッグ

寒がりな小型犬をおんぶして滑りるにはちょうどいいサイズ👍
元コロンビアの工場の一角にあったTRUCEの工房は近々、このフロントストアの地下に移転する。
TREWのフラッグシップストアはショールームのような位置付け。店舗とオンラインショップの対応はネイトさんがひとりでこなす。僕が滞在中は、スマートフォン片手にお客さんとずっとスキーバム話をしていた。YoteiとかBakerのワードが飛び交うたび、ひとりうれしくなる。
プロダクトデザインやカスタマーサービスのある隣室のデスクとは壁の仕切りがない。TREWユーザーとの距離感はポートランドとマウントフッドより近い。TREWはクルー総勢5名(プラス2匹の犬)の小さなブランド。倉庫街にふさわしいガレージメーカー。
転機は4年前。コンシューマーダイレクトのビジネスモデルに変えて、ビジネス拡大路線はすっぱりやめた。新製品の開発サイクルを遅くする代わりに、自分が遊んだり家族と過ごす時間を増やせる👍

ノーズパトロールのコピーは「チャンピオンのようなにおい」。なんか臭そう。これでは日本では売れないよ〜
もちろんスキーバムショップのバム商で取り扱うよ👍
POLERのステッカーを見て、店舗に行ってみることにした。すぐそばのウィラメット川のイーストバンク自転車道に出て5分もペダルをこげば、スティールブリッジを渡ってパール地区に出る。何度走ってもこの道は楽しい。
観光客でにぎわうエースホテルの近くにあるPOLERの店舗はがらんどう。扉には、閉鎖の張り紙。おどろいてウェブで調べると、昨年末に破産していた。

POLERは2011年創設。TREWと同じ時期。ヒップスター御用達の人気ブランドとかたやスキーバム御用達のコアブランド。何がこの二つの新興アウトドアブランドの明暗を分けたのか。一介のスキーバムの僕には分からない。
ただ閉鎖バム商の身として、身につまされる。
*その後POLERは2019年12月に再オープンした
