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バム商ブログ
2019/06/28 15:09
NORTH ST. BAGSの近所にあるラルドでお昼をとった。
豚ミートボールのサンドイッチを注文。メニューをみても正体はよくわからない。言葉と食文化の壁はいつも厚い。
ほおばるとサラミのような塩味の熱い肉汁があふれた。千切り野菜の冷たいピクルスとあう。初めての味覚。
サンドイッチひとつとっても、ポートランドの食べもの屋はうまい。
午後はホーソーン橋を渡ってウィラメット川を越え、ダウンタウンからオレゴン州立大学のキャンパスを南に抜け、高台のカウンシル・クレスト・パークをめざした。
交通量の多い通りにも自転車専用レーンがある。自動車に邪魔者あつかいされず、スピードにのって並走する。初めての爽快感。
マウンテンバイクでも街乗りがこんなに楽しいとは。
公園は丘を駆け上がったてっぺんにある。その眺めを見に来たけど、あいにくの曇り空。
東のフッド山も北のセント・ヘレンズ山も雲の中。
帰りは上りとは違う道を駆け下りた。
途中、山腹のロープウェイ山頂駅に立ち寄る。大学病院と直結しており、患者さんが眼下のウィラメット川とその先に広がる森を眺めていた。不便なところにロープを架けた狙いがわかった気がした。
ウィラメット川の両岸には自転車乗りとランナー専用に整備された道が片道2.5kmつづく。
仕事帰りの自転車乗り。体づくりの自転車乗り。気晴らしの自転車乗り。
いろんな地元の自転車乗りにまじって川べりをただ走る。ひたすら楽しい。
夜8時半を過ぎてもまだ明るいポートランド。今日の夕方は、スキーバム宿に着いたとたん暗くなり、すぐ雷雨になった。ひとりバルコニーに座りながら考えた。
今日の楽しさは日本の自転車乗りも絶対に楽しいはず。自転車初心者の僕でもすぐに楽しめた。梅雨の日本を出て、過ごしやすいポートランドを案内する。ルートだけじゃない。ショップもカフェ、レストランだって案内できる。
みんなと走ったら、もっと楽しい。上半身裸ヘルメットも、きっと楽しいはず。