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バム商ブログ

2019/03/23 05:57

サンフランシスコのダウンタウンでレンタカーを借りる。米国でハンドルを握ったのは2年ぶり。シフトをドライブに入れるまで5分間、身体が固まった。

目的地のスコーバレーまでは250キロ。市街地を抜けたらルート80をひたすら東に走る。途中、昼食をとるためサクラメントで降りた。出口すぐのショッピングセンターに向かい、タコベル(メキシカンファストフード店)に入った。タコベルを選んだのは、セス・モリソンの面影を感じたかったから。

かつてセス青年はタコベルでアルバイトをしていた。年頃はいつだったか忘れたが、混迷期にちがいない。今回のスキーバムトリップのミッションの一つはセスとスキーをすること。題して「セス・モリソンを探して(#searchingforsethmorrison)」。



K2から契約を切られて以来、ノンスポンサードのセスはメディアに出ない。フィルミングもしていない。自分のためだけに滑る。ひとりのスキーバムでしかない。僕やあなたと同じ。だからセスと滑りたい。

タコスとブリトーを食べながら、昨年観た映画『レディ・バード』を思い出した。ここサクラメントを舞台にひとりの女子高生の日常を描いた小作。早く大人になりたくて背伸びする。周りに変人と思われてたくて奇行に走る。どのエピソードも痛々しい。



自分探しの旅は決して終わらない。探しても見つからない。念願叶って親元を離れた主人公は気がつく。

痛いのは僕も同じ。セスに自分を投影しても何も見つからない。タコベルに入ったところで、セスの面影は一切ない。だからセス本人を探して一緒に滑る。それがプロバムへの成長過程になる。

ちなみに、現在セスはフランス・シャモニーで滑っている。いつ米国に戻るか分からない。台湾滞在時に知った時、「セス・モリソンを探して」は止めようと思った。それでもコロラドに行く。ころがり続ければいつかどこかで出会えるはず。

まずは最初の目的地スコーバレーで北米でいちばん痛い大会THE PAIN MCSHLONKEY CLASSICを見届けたい。



ドナーパスのレストエリア。1ヶ月ぶりに見た天然雪は壁だった。

今回もお世話になるシェリー・マッコンキーさんのご自宅。今もシェーンの面影が色濃く残る。ジュゼベルの世話は僕の役割。

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