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バム商ブログ
2018/10/25 19:59
*本記事はSKI BUM SHOW Vol. 3「スキーバム活動報告会 2017/18」(6月開催)をもとにブログ用に書き起こしたものです。
三枚目のスライドショーは#FreerideHakubaです。
Freeride Hakubaとは、今年の1月に八方尾根で開かれたスキーとスノーボードのフリーライドの競技大会です。
アルペンレースやモーグルと違って、競技の会場はスキー場エリアの中ではありません。つまり、八方尾根スキー場のエリアの外側、人や機械で管理されていない山岳地帯が大会の舞台となります。むき出しの自然の中で、技術やスタイルを競うコンテストがFreeride Hakubaです。
このFreeride Hakubaに、僕はボランティアのスタッフとして参加しました。動機は好奇心です。Freeride Hakubaの運営母体はFreeride World Tour(FWT)というヨーロッパを拠点にするオーガナイザーです。
大会運営にたずさわる主力のガイドスタッフが機材と一緒に乗り込んできます。厳しい環境の雪山の中で、いったいどうやって安全に滞りなく大会を運営するのか、とても興味がありました。
何日も現場に通いました。そこでは、吹雪の中でも、懸命に働くスキーバムの姿がありました。ヨーロッパのスタッフだけではありません。白馬のスキーガイドも宿屋の主人もいました。白馬の外から来たボランティアの人もいました。
競技の当日は早朝の暗闇の中、作業が始まりました。
雪が降る中、急な尾根をツボ足で登りました。
寒さに震えながらスタートゲートを立てました。
スラフと滑落の恐怖のなか、救助ボートを下ろしました。
悪天候で大会がキャンセルになり、失意の中ゴールゲートを撤収しました。
それもこれも、みんなが大会の成功を願っていたからです。
Freeride Hakubaは営利目的のイベントです。僕が知らないところで、いろんな利害や思惑があると思います。それでも、大会を足元から支えているのは、ワールドクラスの大会をこの白馬で実現させたいと純粋に願う僕と同じスキーバムです。そんなスキーバムが白馬に、そして全国にたくさんいると、ボランティアを通じて知ることができました。
さらには、Freeride World Tourのアスリートもまた同じスキーバムだと気付きました。
詳しくは次のスライドショー #スキーバムの輪でお話ししたいと思います。
2019 Freeride World Tour Calendar Teaser