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バム商ブログ

2018/10/07 02:25

初めてレイヤーリングとプレスをした。生まれて初めての体験。

接着材のレジン液が入ったプラスチックコップをもつ手が震えるほど緊張した。コンプレックスな作業だからではない。金型の上に重ねるひとつひとつのパーツを思ってのこと。

パーツのすべてに、ここUtopie MFGの人の手がかかわっている。

トップシートとソール(シンタードベースと極太エッジの複合材)をつくるキャサリンとシンシア、マーノン、マーティンの手。
コア材(UHMWフルハイトサイドウォールとメープルフルウッドの複合材)をつくるフォンシスとマークの手。
軽量化と衝撃吸収パーツ(ゴムシートとABSシート、4軸ファイバーグラスシート、カーボンストライプ入りファイバーグラスシート、ファイバーシート)をカットするファニーの手。

レイヤーリングが不出来ならひとつの形にならない。すべての仕事が無駄に終わる。

最後のパーツ、ライアン・シミーズがデザインしたグラフィック"Cascade"のトップシートをゆっくり重ねる。無駄なほこりが入らないように。でも息をとめてはいけない。動きがとまる。

重い金型をのせて、熱プレス機に挿しこむ。期待をこめて。いつしか緊張は解けていた。

15分後、100℃を超えるプレス機から取り出した金型を検査係のマルセルがこじ開ける。新たなスキーが誕生した瞬間。産声は上がらない。湯気も立たない。でも、温かいトップシートにふれると、やわ肌の赤子のよう。生命を感じた。

サンディングの工程を待つスキーの表面に貼られたマスキングテープに、マルセルが”NAO’S SKIS”とサインペンで書いてくれた。僕のスキーが生まれた。

思い起こせば、閉鎖バム商を決めたとき、この瞬間に立ち会うことを夢みていた。
バム商再開に向けて動き出すときがきた。






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