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バム商ブログ
2018/10/04 09:44
今日のスキーづくりは4frnt Ravenのコア材のパートを担った。
メープルの2mmの薄板をCNCマシーンで細長の菱形に切り出して、研磨して、アスペンのフルウッドコアの凹部に組み込む。どれも地味な作業。その割に手間がかかる。そして誰も気にかけないパーツ。
でも大事な役割を担う。スキーセンターに配置される2枚重ねのメープル板はビンディング取付けの補強材となる。
スキーは多くの部材から成る。機械の部品はどれも必要不可欠だけど、スキーは違う。材やパーツを減らしても完成する。性能は大きく劣らない。コスト削減になる。販売価格を下げられる。
でも耐久性が落ちる。メーカーにとって悪いことではない。買い換えのチャンスになる。
スキーは消耗品であるけど、好きな板はできるだけ長く乗りたい。好きな板なら消耗品にしたくない。スキーは愛用品か消耗品か。ここが、スキーをつくるものにとって分岐点になると思った。コアブランドかその他大勢か。
コアになるほど多勢に無勢になる。だから(本当の)コアブランドは消滅するかメジャーに買収される運命にある。アルマダしかり。
もちろんJ skisの4frnt買収は話が違う。
1. J skisはメジャーでない
2. J skisは15年赤字つづきの4frntを救った
3. J skisは4frntのコアユーザーを守った
4. J skisは4frntのコア材を作っている
コア補強材のバリ取りサンダーがけに腕の筋力を消耗させながら、思った。J skisは間違いなくコアブランドだと。
ただ今、バム商がカナダでつくっているJ skisのモデル(別名Jason x Japanese Collab)
THE FRIEND "CASCADE - RYAN SCHMIES X J COLLAB"
THE METAL "LONE PINE - BROOKS SALZWEDEL X J COLLAB"
THE METAL "WOLF WALK - LUKE DIXON X J COLLAB"
THE MASTERBLASTER "RIVER - DAVID HALE X J COLLAB"